飛行機だけ取って北海道旅行 さんふわらあに乗って大洗へ編

書き始めたけど、フェリーに乗るまではすでに書いてしまっていたな。

1:30 に予定通り苫小牧を出港。離れていく街の灯を見送ったあと、2:00から翌朝8:00まで利用できなくなるお風呂に慌てて向かった。お風呂は広く、陸側を向いている大きい窓もあったが、いかんせん夜だったので暗闇しか見えなかった。ナイス湯。ラウンジみたいなところではおっさん達が酒盛りしていた。

結局 2:30 までインターネットは辛うじて繋がった(3G だけど)ので、こっそり Twitter を見たりして過ごしていた。3:00 に就寝。案外よく寝れた。

7:00 頃に一度起きたが、今起きてしまうと海上でただ暇な時間が増えると思い二度寝

艦内のゲームコーナー。黒澤ダイヤくんがいたりした。

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これは航行状況を知らせるやつ。

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デッキへの出口の近くにだいたい貼ってあって面白かった。

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19時間もあると割と暇になってしまって(この記事も実はそんなに書くことはなくて困っている)、パソコンに向かってたり、ラウンジにあった漫画を読んだり、BS放送でジャッキー・チェンを見ていたりしたら船酔いしてしまった。乗り物酔いはほとんどしたことがないので安心しきっていたが、酔いやすいことばかりしてるとさすがにダメらしい。

劇場版ガルパンでは船尾を向いているデッキからみんなで大洗を探していたけど、そこからは残念ながら海しか見えなかった。

感動の一瞬。

迎えに来てくれた友人たちが見えたときはけっこう嬉しかったです。ありがとう。

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身一つでこの便に乗っていたのは自分だけだったようで*1、一人でタラップを渡った先で、ガールズ&パンツァーオタクに piece of youth をBGMで出迎えてもらい、この一人旅はおしまいです。

*1:名指しで艦内放送で呼ばれ、大洗駅までバスの手配が必要か聞かれた

飛行機だけ取って北海道旅行 帰りの便に乗り遅れた編

今回から実情を正確に表すためにタイトルを変えました。

飛行機を逃した経緯は前の記事を見てもらうとして、新千歳空港に泊まるのは簡単だがつまらないし、札幌に戻るのも悪くはないけどパンチに欠けるということで、フェリーで大洗に行くことにしました。迎えに来てくれるという仲間のありがたい言葉にも押された。

ざっくり言うと苫小牧まで電車で行き、フェリーターミナルまで歩いて行こうという算段で出発。

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公式サイトの案内図をぱっと見て、駅から300-500mぐらい歩けば着くと思っての判断だったのですが、Google Maps で確認したら5kmあるということで、ちょっとびっくり。これは別にトーキョーの感覚というわけではなくて、昨日今日と札幌で何駅分も歩いてたりしたからついそう思ってしまったわけです。札幌では合計で3-40kmぐらい歩いたと思う。

この会話をしたあと、タクシーロータリーで運転手同士「フェリーターミナルまで歩いていくんだってよ」「ええ、そりゃ無理だよ」とか話しているのが聞こえてきてちょっと面白かった。ちなみに初乗りは440円ぐらいだった気がするので、さすがに5kmで8000円取られることはないと思う(大洗までのフェリーの運賃を教えてくれたのかもしれない)。

ここは日本で安全だし、気温も3度ぐらいあったので歩いていくことに。どのみちそんな金はない。

カードは使えないかもしれないという情報を教えてもらい、途中でセイコーマートに寄ったり。セイコーマートにはATMはなかったけど、おばちゃんにいきさつを話してびっくりされたり。

23:00 頃に歩きはじめて、23:50 頃には港に着いてた。が、ここからが難しくて、船にコンテナをどんどん積み込んでるエリアにうっかり入ってしまって、運転手さんにめっちゃ怒られたりした。0:10 頃にフェリーターミナルについて(真っすぐ歩いてれば5分の距離だった)、無事乗船券を購入、今に至る。

誰かと一緒に来ていたら上記のあらゆる選択肢はとれなかった(ここまでの適当な行動に付き合ってくれる人がいるなら別だけど……)ので、一人で旅行に来るのも良いものです。そもそも行動をともにしている人がいたら飛行機逃してないか。

行くぜ北海道 特別編: 帰りの便に乗り遅れて新千歳空港に取り残された

概要

20:25が搭乗締め切りの便に乗るために20:14に新千歳空港駅に着く快速エアポートに乗ったらところ、チェックインしていなかったので保安検査さえ通れなかった。今はそこら辺のテーブルでのんびりしています。

検討しているプラン

皆さんのご意見

https://twitter.com/lapis_zero09/status/803924321714335744 もうたらふく食べました。

行くぜ北海道 Part 2

札幌に到着して、とにかく歩き回ったり、歩いたり、あるいは歩いたりしてた。

到着した頃はすこーしだけ雪が降っていたが、車道は全く積もっていなかったし、歩道も橋の方に雪が少しだけ寄せられていた程度だった。が、遅い時刻になるにつれ雪がどんどん強まり、大雪警報が発令され、夜になると車道が真っ白になってしまった。半日で街の様子がまるきり変化するのを見れて面白かったが、自分が札幌市民だったらこんな大雪(なのかな?)はうんざりするだけだと思う。

とにかく思いつきでランダムに行動していたので、一人だからこそできた動きが多い。誰かと一緒に来ていたら結構不機嫌にさせてしまったと思う。

行動の記録メモ (成田空港到着以降)

  • 6:09 成田空港到着。JetStarは第3ターミナルだけど、こんな時間に行っても仕方ないかなと思い、第2ターミナルで降りた。6, 7時台に出るのはLCCだけなので、実は第3ターミナル以外は成田野宿マンの死体しかなかったが。
  • 7:02 第2ターミナルをふらふらした後、第3ターミナルに移動。
  • 7:30頃 搭乗。7:40発なのでギリギリである。
  • 9:06 新千歳空港に無事着陸。前日に1時間しか寝ていなかったこともあり、機内では爆睡。
  • 9:47 新千歳駅10:00発快速エアポートに乗り込む。寝る。

札幌駅-中島公園

すすきの-札幌駅

  • 12:43 すすきのエリアまで戻ってくる。
  • 12:50頃 風俗のキャッチのおじさんに捕まる。「遊ぶ」つもりはなくて、散歩しているだけで、昼飯を探していると伝えるとラーメン屋を教えてくれた。
  • 13:04 ラーメン屋「けやき」で味噌ラーメンを食べる。手が冷たすぎて箸をうまく使えなかったが、とても美味かった。
  • 13:30頃 ラウンドワンのベンチで Aqours First LoveLive! - Step! ZERO to ONE - のチケットをすべて外していたことを確認。悲しい。最初から東京ドームでやれ。
  • 14:21 ノルベサで観覧車に乗る。観覧車全体でたった一人だった(と思う)ので、事実上独占である。札幌は意外と狭いことが分かって、なんとなく親近感が湧く。
  • 15:01 大通公園まで戻ってきて、「ミュンヘン・クリスマス市」を物色する。
  • 15:28 北海道大学まで歩いてくる。
  • 15:37 大学図書館に利用申請を出し、ラーニングスペースみたいなところに着席。ここで疲れ……というか睡眠不足がドバっと出てきて、寝てしまった。
  • 遡って14:48 札幌市内に大雪警報が出されていたらしい。
  • 17:15 起きて、宿を取らないといけないことを思い出す。適当なホテルを当日割引で予約する。
  • 18:02 北大探検を継続。中央食堂に潜入。今日の夕食定食 とろ玉豚カツセット 432円 って安すぎない?
  • 18:30 札幌ヨドバシで携帯を充電したりする。
  • 19:12 札幌駅前に戻ってくる。イルミネーションがきれい。

書くのがめんどくさくなってきた

寿司 風呂

  • 19:28 北海道の寿司は回っていても美味しいと教えていただいたので、とっぴ〜 桑園店 に向かう。ホタテが美味い!!!!!!!! 100円寿司のホタテとはいったいなんなのか。寿司についてはあとで詳しく書きたい。
  • 20:33 北のたまゆら 桑園 で温泉に入る。雪が降りしきる中、露天風呂に入るのはちょっとおもしろかった。周りの人を見ると頭が真っ白だったり。
  • 22:00頃 温泉を出て、またノルベサで観覧車から夜の景色を見るために歩きだす。
  • 22:40 ノルベサで観覧車に乗る。今度はバカップルが隣に乗っていてちょっとアレな気持ちになる。
  • 23:23 ホテル着。わー

明日どうするかは何も決めてないよ 服もない

行くぜ北海道 Part 1

この時期の北海道は明らかにクソ寒いので絶対に行きたくない……ので行くことにする、という感じで北海道に行くことにしました。今日の札幌の天気予報を見たところ、最高2度/最低-1度/ゆき とのこと。

最初から慌ただしくて(後述)いきなりパソコンを開いてるという感じになってしまったので、簡単な記録でも残しておこうと思います。

荷物

服装

  • コート
  • パーカー(内側がもこもこで暖かい)
  • 半袖のTシャツ

リュック

  • 半袖のTシャツ
  • ヒートテックの半袖シャツ x 1(未開封)
  • パンツ x 1
  • 靴下 x 1
  • MacBook Pro
  • MagSafe
  • 帰りに増えた荷物を収容するためのトートバッグ

行動の記録

2016/11/28

  • 13:37 北海道に行くことを決意
  • 13:53 往復の航空券を購入。前日なのと、早朝/深夜便なのでけっこう高い (https://twitter.com/0x_osyoyu/status/803099566849413120)
  • 20:55 比較用にスシローで寿司を食う
  • 0:00頃 何持っていくか考える。
  • 0:27頃 成田空港に行くための高速バスを予約。発車オーライネットの "予約はご乗車前日の19:00まで受け付けます。以降の予約受付は出来ません。"という文言に騙されず、予約に成功。
  • 2:46 長電話を終え、就寝。

2016/11/29

  • 4:05 アラームで起床。二度寝した気分を味わうために、正時から5分後に最初のアラームが発火するようにしている。大して寝てないんでサッと起きれた。
  • 4:20 シャワーを浴びてさっぱりする。荷造り開始。
  • 4:25 荷造り完了。内容は後述。
  • 4:59 5:20のバスに乗るため、家を出る。
  • 5:08 つくばセンター着。信号に全く引っかからないと速い。BiVi にチャリを止める。
  • 5:10 サンクスで昨夜*1予約した高速バスのチケットの発券を試みる。発車オーライネットに関する手続きは 6:00から という表示が出る。完全にヤバい。支払いだけでもクレジットカードで済ませておこうと思い、パソコンを開いて新たに予約を取得し直そうとするも、5:20の便はすでに候補から消え去っていた。
  • 5:15 荷物の積み込みをしている乗務員に、予約はしてあるが支払いもしていないし発券もできなかった旨を伝える。予約があるなら現金で払ってくれれば良いと、快い返事をいただく。財布の中は316しかないので、運賃である2,200円には1,884円ほど足りないわけだが。
  • 5:16 ATMが稼働していることを祈りながらサンクスに走る。稼働していた。神に感謝。5,000円を引き出す。
  • 5:18 乗車に成功。

つづく バスで寝ます

*1:まだ真っ暗である

語彙を失ったオタク

「あっ……」とか「尊い……」とか「!!!!!、!!、!!!!、、!!」とだけ述べて、言葉に詰まってしまった様子を表す様式がある。(ちなみに「!」のなかにある「、」はフリック入力のミスの産物だ*1けど、息が一瞬止まる様子も自動的に表してくれてお得)。

こいつらは要するに「語彙を失ってしまうほどの興奮」を表す記号*2となっている。ところが面白いことに、この表現を使ったところで、本当にその気持ちが伝わるかどうかは使用者の普段の言動にけっこう依存している。「普段はこんなに論理的な感想*3を言っているこの人が言葉を失う(1単語しか言えない)ほど」というギャップが成り立たせている表現だからだ。

論理的な感想は、それが全て頭のなかにあったとしても文章に起こすのはけっこう大変だ。スラスラ出てくる人もいるだろうけど、それでも「あっ……」とだけツイートするよりは遥かにコストが大きい。だが、その積み重ねが「あっ……」だけのツイートを引き立たせるというのはけっこう面白いと思う。

話はちょっとズレるが、インパクト一発勝負みたいな強いフォーマットは使うだけでちょっと面白いことをいった気分になれる。が、そういう言葉は使えば使うだけ与える印象が減衰していく。4, 5回も見てしまえば飽き飽きしてくる。

とは言いつつも自分はけっこうやりがち、というか自分に100%刺さる記事なので気をつけたい おわり

*1:だと思っている

*2:「記号」って言ってみたかっただけです

*3:客観的ということではない。「背景の描き込みが非常に細かく、作品世界に引き込まれた」とかは論理的ということにしている