SKK 試しています

随分と長い間使っていた Google 日本語入力*1が信じられないほど厳しい変換(具体的な例としては「こういうかんじかな」→「こういう漢字仮名」だったり、「これがていばんなのか」→「これが定番菜乃花」「これが定番7日」)をするようになってきてしまったので、重い腰を上げて IME の見直しをすることにした。

その前に、自分のパソコンを使った文字入力スキルについて簡単にまとめておく(この文章は SKK の練習のために書かれているので蛇足が多いです)。いわゆるタイピングゲームで測定できる入力速度はだいたい 10keys/s 前後で、入力速度が遅くて困る、と思ったことはあまりない。プログラミングにおいては「実際にキーを叩いている時間よりも考えている時間のほうが長いので、タイピングスキルはそこそこで問題ない」とする言説をよく見るけれども、あれは完全に間違いだと思っている。タイピングで使っている指の本数は両手の人差し指と中指だけなので、これを増やすことができればもう少し上の領域に踏み込むことができるかな、と考えることはある。ぐらい。

で、本題。SKK を昨晩から使いはじめて、そこそこの速度で文章を入力できるようになってきた。今までパソコンで日本語を入力するにあたって、送りがなの位置など考えながら手を動かしていたことなどないので、ちょっとした脳トレ感がある。多少気持ちよくなってきた段階。しかし、まだ IME に意識を寄せないといけないので、長文を書ける域には至っていない。人間は脳トレしながら長文を書くことはできないのだ。

今のところ困っている (慣れで解決できない) 問題としては、Shift+英数字で一時的に半角英数モードに入れないこと (これは MS-IME スタイルの挙動だ) 。例えば「これはGoogleです」ならば koreha[Shift+G]oogle[Enter]desu で入力できていたが、SKK では Shift は漢字の開始にあたっているので、どうにもならない気がしている。困っています。今のところはいちいち英数字モードに切り替えていますが、例えばこの記事のテキストならば一度も日本語モードを出ることなく入力できていたので、地味にストレスだ。

*1:「れーるがん」で「超電磁砲」に変換できる、と話題になっていた頃からだ