急性胃腸炎
現状
熱が38.8度あるが、寝るにせよ15分ごとに腹痛に叩き起こされ、プログラムを書くにせよ熱のせいでまともなコードを書けず、とても暇なのでトイレでこれを書いている。トイレに居る間しかこの文章を書いていないので途中で何度か文体が変わるが、そこはご愛嬌。
— 急性胃腸炎 (@0x_osyoyu) 2015, 10月 15
経緯
10/11 発症前夜
10月だというのに半袖半ズボンのパジャマでタオルケットを被る真夏スタイルで寝ていたところ、寒さに耐えかねくしゃみで起き、その際に喉が痛かったという微かな記憶がある。しかしながら、以降鼻水は出ていないので体が弱っていたという点以外では特に関係ないかもしれない。
10/12 発症1日目
ヘビーな風邪が流行している WORD 部屋で節々の痛みとわずかな寒気を感じる。家に帰り、パブロンを服用し仮眠を取るものの体調は回復せず、線形代数II(再履修)のレポートを提出していなかったことを思い出したこともあり、大学に戻る。「夢屋行って体調回復させるぞ」「夢屋は風邪に有効なんですよ」などと適当なことを言い散らかし、やきにく(ごはん大)を食べる。
起きた、普通に体が厳しい
— 急性胃腸炎 (@0x_osyoyu) 2015, 10月 13
24時ごろまでだらだらしていたが、強い寒気を感じ、再度パブロンを服用し就寝する。体温計は持っていなかったので体感にすぎないが、この時点で38度はあったと思う。
ちなみにパブロンは鼻や咳に良く効く薬らしく、解熱・鎮痛効果はあまりないということが後に分かった。この日もそれ以後も鼻水・咳ともに一切出ていないのでほとんど意味がなかったことになる(効能欄をちゃんと見よう)。
10/13 発症1-2日目
う……
— 急性胃腸炎 (@0x_osyoyu) 2015, 10月 13
高熱にうなされ、1時間ごとに目が覚め、スポーツドリンクを口にする夜を過ごした。こういった場合につきものであるところの悪夢は二部構成で繰り広げられ、前半は社会主義とグラフ理論、後半は Google Cloud Platform とコンテナの力で盗難車を次々と取り戻す夢だった。前半の夢の由来は全く想像がつかないが、後半は寝る前に Dokku で遊んでいたのと、車を買うことを検討していたのが関係しているのだろう。
起きた時点で症状が治まっていなかったことに悲しみを覚えた(「風邪のくせに……」)。とりあえず母に連絡したところ、実は薬箱に解熱鎮痛剤が置いてあるということが判明し、服用した。母は偉大である。その後強い腹痛(便が出そうな種の痛みではない)を覚えたような記憶があるが、これは空腹なのにも関わらず薬を飲んだことの代償なのかもしれないと捉え、とりあえず寝ることに。今考えるとこれこそがまさに急性胃腸炎の症状なのであるが……。
結局日中は寝たり覚めたりを繰り返していたが、熱は下がらず体の痛みも引かず……といった調子であった。体温計はないので例によって体感だが、この日は38-39度あったと思う。
21時ごろになんとかコンビニに向かい、財布の中身を使い果たしておにぎり2つとパンを購入する。以前スポーツドリンクを箱単位で購入していたのが不幸中の幸いといったところだろうか。翌朝には元気になっていることを期待し、再度解熱鎮痛剤を服用して寝たが、まさかこの日が序章に過ぎなかったとは……。
10/14 発症2-3日目
さて、いよいよ地獄の始まりとでも言うべきだろうか。寝始めてから3時間後、ちょうど日付が変わった頃だったろうか、突如として強い腹痛に襲われトイレに駆け込むこととなった。果たして出てきた便はただの茶色い液体(「水様便」と言うらしい)に過ぎず、いかんともしがたい感情を抱えつつベッドに戻った。
急性胃腸炎はたった1度の排便で許してくれるはずもなく、わずか15分後に次の腹痛に襲われ、またしてもトイレに飛び込む。15分間で 寝る→腹痛で飛び起きる→トイレにこもり水様便をひたすら出す のサイクルを朝の4時30分までひたすら繰り返すこととなった。
15分毎に目が覚め、液体100%みたいな💩が出てくるの本当に最悪だ
— 急性胃腸炎 (@0x_osyoyu) 2015, 10月 14
とにかく腹を暖めなくてはならないという思いから鍋に残っていたミソスープを再度加熱し、飲んだところ、なんとか1時間ほど眠れた。眠っては腹痛に叩き起こされを繰り返したが、午前8時頃に結局眠るのを諦め、風邪をヤバい方向にこじらせてしまったと思い、ようやく受診を決意する。
実のところ、熱はかなり引き、体感では37度台だと思っていたのだが、その幻想は熱が出てから初めて使った体温計によってあっさりと打ち砕かれた。これはつくばセンタークリニックの受付の方に病状を訊ねられた際のやりとりである。
ぼく「熱はないです」
体温計くん「38.9℃」
ぼく「なるほどなぁ」
— 急性胃腸炎 (@0x_osyoyu) 2015, 10月 15
ここで初めて風邪ではなく急性胃腸炎だということが判明し、(「急性」ってヤバそうだよなぁ)と思いつつイオンに寄って体温計とうどんを買って帰った。ちなみに病院は現金が足りないとATMに下ろしに行かされるぞ。
結局この日(というのはこの記事を書いている日である)は体温を測ることを唯一の楽しみにしつつ、いい加減臭さをこらえきれなくなってきたベッドとウォッシュレット化されたことに最大限の感謝を覚えつつあるトイレをひたすら往復する日となり、こうしてくだらない文章を書いているわけである。
反省点
- まったく症状に合わないのにも関わらずパブロンを2回飲んだこと
- 急性胃腸炎は腸内のウィルスを全て排出しないと治らないのにも関わらず、発症してから大食したこと(これは結果論ではある)
- 解熱鎮痛剤を飲んだこと(医者には飲まないほうが良いと言われた)(ただし普通の風邪でもそう言われることがあるのでよく分からない)
- 家にインスタント食品(固形物)をまったく用意していなかったこと(このせいで2日目はほとんど何も食べられなかった)
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予想される原因
日常生活における大半の出来事をTwitterに書き込んでいるので 8/30 に冷凍庫を開け放してしまったことで完全に解凍された冷凍海鮮丼 (賞味期限 9/10) を 10/11 に食べたことによる食中毒である可能性がある、ということが判明した
— 急性胃腸炎 (@0x_osyoyu) 2015, 10月 15